国道341号トンネル群(仙北市)


仙北市田沢湖生保内で国道46号から分かれ、鹿角市を目指して北上する国道341号。

そのうち鎧畑ダムから玉川ダムまでの約10kmの間には10本のトンネルが存在する。

付近には尻高トンネル椈森トンネル旧国道隧道群までもが存在し秋田県内でも特にトンネルが多い地域となっている。








生保内から国道を北上していくと最初に現れる鎧畑トンネル。旧道にも隧道が残されている。










2番目の「こまくさトンネル」。延長は1kmを越え、一帯の国道トンネル中で最長。

こまくさ(駒草)は植物の名で旧田沢湖町の花に指定されていた。このトンネルを抜けると鎧畑ダムの秋扇湖に接近する。










3番目の「鹿ノ作トンネル」。鹿ノ作(かのさく)は地名。このトンネルの横には旧隧道があったようだが、坑口は現存しない。










4番目の「高森トンネル」。高森とは近くの山名。 このトンネル手前の玉川大橋は鎧畑ダムと玉川ダムの中間に架かっている。










5番目の「あざみトンネル」。付近には「大あざみ沢」が流れる。










6番目の「楢森トンネル」。楢森とは近くの山名。このトンネルを抜けると玉川ダムの管理事務所があり、ダムの堤体上を散策できる。










7番目の「水尻トンネル」。このトンネルの前から鹿角市の八幡平アスピーテラインまで冬季は通行止めとなる。




8番目のトンネルは少し特殊で一本のトンネルのように思えるが、実際は中嶺・松嶺の2本のトンネルが連結され、

地図上でも分離している。中嶺トンネルの名は坑口横の銘板と連結部側の坑口上の銘板にしか載っておらず、

道路上の看板にも「松嶺トンネル 726m」と書かれているのであまり知られていないと思われる。







2本のうち南側にある中嶺トンネル。看板や坑口上の銘板は「松嶺トンネル」となっているが、

横の銘板では延長156mと書かれ、独立したトンネルとして扱われている。









北側の松嶺トンネル。延長512m。施工した会社も中嶺トンネルとは違っている。

坑口の前から北秋田市阿仁へ抜ける道が分かれており、その途中には椈森(ぶなもり)トンネルが存在する。







連結部の様子。2本のトンネルの延長を足すと668mなので、連結部の延長は58mということになる。




  


中間の扉から外に出て、南側には無い中嶺トンネルの坑口上の銘板を撮影できた。










最後の「湯淵トンネル」。延長は一連のトンネルの中で最も短い。

この先には鹿角市へ抜ける大きな山越え区間が待っており、途中には有名な玉川温泉がある。



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