黒崎森隧道(秋田市〜仙北市)
不通で悪名高き「田沢スーパー林道」の峠にある隧道で、黒崎森という山の下を通る。
秋田側は河辺鵜養の林道入口から未舗装の林道を16kmも進まなければならない上、
道路自体も奥へ行けば行くほど荒れており、難度の高い場所となっている。仙北市西木側の状況は分からないが、
こちらも過酷な道と思われる。以下は2005年6月に秋田市側から訪問した際の様子。

隧道まであと600mほどの地点までは、何とか車でも行くことができたが、この先は草の侵食、落石、路面決壊のため
車での走行は完全に不可能となる。かつては車も通れたことが信じられないほどの荒れようだ。
また、ここに至るまでも危険な箇所が幾つもあり、特に700m手前には数十mに亘って落石が起こっている場所があり
かなりの悪路と化している。このような箇所の復旧が行われなければ隧道に向かうのは更に困難になるだろう。

隧道手前まで廃道が続いている。この付近の泥に、バイクのものと思われるタイヤの跡が残っていた。

駐車地点から10分ほど歩くと隧道に辿り着く。坑口のコンクリートにはひびや欠けが見られる。
隧道内の白いものはバイクで、辺りに人の気配がなかったが放置されたかどうかは分からない。
ナンバープレートは「田沢湖町」だった。

内部はシンプルで、大きな損傷はない。ここに至る道の状況を考えれば、無駄に思えるほど立派である。

河辺側よりもコンクリートがきれいに見える西木側坑口。こちら側の道路も廃道と化しているようだ。
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