仙人隧道(岩手県西和賀町〜北上市)
2004年9月末から11月末までの間、工事のため湯田ダムの水位は大幅に下げられていた。
そのため、普段では見ることのできない水没遺構が姿を現わした。その1つが北上線の旧仙人隧道である。
延長は1.5km近く、北上側坑口は地上に現存しているが、途中で閉塞されており
湖中の湯田側坑口へは通じていない。
現在では水位が元に戻っているため当然、隧道を探索することはできない。

湯田ダムに沈んだ大荒沢ダム廃墟。この時の水位でなければ見られなかったようだ。

普段は湖底になっている廃線跡を辿る。隧道はこの突き当たりにあり、右の写真では中央下部に
坑口の石垣の一部が写っている。湖岸にはまるで、隧道のありかを示すかのように、赤松が一本立っていた。

湯田側坑口。何とか進入できるほどの隙間は残されていた。

内部から見た出口側。積もった土砂が斜面を作っている。

内部の様子。入り口付近は土砂が堆積しており、天井が低くなっている。

少し進むと一気に床が下がる。壁には碍子のようなものが取り付けられている。
ここから先には進まなかったが、この奥はまだかなり続いており、水没しているようだ。
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