直根林道第二隧道(由利本荘市)
延長626m
鳥海町下直根(しもひたね)の直根林道にある隧道。林道を2kmほど行くと
第一隧道があり、それを過ぎると間もなく現れる。たった29mしかない第一隧道に対して
第二隧道は626mもあり、更に内部は狭く暗いのでかなりの圧迫感がある。

第一隧道を抜け、少し行ったところのカーブの先に口を開ける。森林軌道に由来し、
狭さはどちらの隧道も同じだが、第二隧道の方が遥かに長く反対側の出口は点にしか見えない。
思わず入るのを躊躇してしまうほど威圧感がある。

コンクリート製だが、途中何度も壁の状態が変わる。天井には電線が通っている。

壁面が凸凹したところも現れる。元は素掘りだった壁にコンクリートを吹き付けたようである。
狭さや長さが、岩手県の猿岩隧道を思い出させた。

吹き付けたコンクリートが剥がれ、岩肌が見えるところもある。

中間には待避スペースがある。壁は木製である。白くなっているのはカビのせいだろう。

出口間近にも木造のところがある。最初に入ってきた坑口はずっと遠くに見える。


南側坑口。ここまで来て初めて銘板を見ることができる。

坑口のすぐそばには袖川発電所がある。この先には袖川という集落があったそうだが、現在は無人である。
集落に住んでいた人は、日頃より隧道を行き来していたことだろう。
戻る